株式会社ギミックプロジェクト

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お知らせ・コラム

令和七年を迎え

コラム

2025.01.01

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

令和六年は皆様にとっては、どんな年でしたでしょうか。コロナ禍からコロナ禍以前に戻りつつ、いやそれ以上に戻っている外国人観光客に圧倒されている日本。特に弊社がある京都はオーバーツーリズムと言うワードで簡単に示せないほどの恐ろしい人、人、人。それにより事務所周りの店舗のインバウンド向けの価格に日本人が全くついていけていない状態。また日経平均株価が35年ぶり年末最高値で大納会に。とは言え景気が本当に戻っているかと言えばそういうことを感じることは少なく、一部の業界だけが本当どこ吹く風って。こんな中、令和七年はどんな年になっていくのでしょうか。

 

では今年も、巳(蛇)に絡めて四字熟語や慣用句を書き連ね、それになぞらえ今年の抱負を書いていきます。

まずは蛇を含む熟語で一番有名なのはこちらでしょう。


 画蛇添足(がだ・てんそく) 

『余計なものをつけたすこと。

中国の楚の国のとある家の使用人たちが、蛇の絵を最初に描いた人が酒を飲めるという賭けをした。一番最初に書き終えた人は余裕があったために調子に乗り、蛇に足を付け足した絵を描くと蛇ではないと言われて酒を奪われたという故事から。「蛇足」という短縮した形で使われることが多い言葉。』

 

変に自信が無かったりすると、いらんことを言ってしまったり、付け足してしまうことってありますよね。それを避けるのは、常に勉強、いや一生勉強かなと思っています。学習及び経験により、そこに自信がついてくるのではないでしょうか。

 

 竜頭蛇尾(りゅうとう・だび) 


『始めは盛んな勢いがあるが、終わりに近づくにつれて勢いが落ちてしまうこと。頭は立派な竜だが、尾は弱々しい蛇という意味から。』

 

また、勢いよく進めて行くには体力も必要かと。会社としても12年目を迎えており、様々な経験は積み色々な技は増えて来ていますが、自分を含め若さが少し減ってきている気がします。その為には、新たな血も入れながら、広げていかねばいけないなとは、常に考えております。 

 

 杯中蛇影(はいちゅうのだえい) 

 
『疑う気持ちが強くなると、つまらないことでも過剰に気になり病んでしまうことのたとえ。自分の杯の酒に蛇の形をした影が映っているのを見て、蛇を飲み込んでしまったと思い込んで病気になったが、後にその影は蛇ではなく壁にかけていた弓のものであったと知ると、すぐに病気が治ったという故事から。』 

 

 蛇に噛まれて朽縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる) 

 
『《「朽縄」は、腐った縄》蛇に一度噛まれてからは腐った縄を見てもおびえる意で、一度の失敗に懲りて必要以上に用心深くなることのたとえ。羹 (あつもの) に懲りて膾 (なます) を吹く。』  
  

事業を続けていく為に、絶えずリスクヘッジは考えています。ただ、変な経験が新しいことを受けつけなくなったり、色々なことを考えすぎてしまう場合もありえます。用心深くのは必要ですが、勝負に出ることも大事だと考えています。

その為、新たなクラウドサービスは探し続け、ものによっては業務提携し、自社としてもそのサービスが提案や導入できるよう進めています。そんな中2024年秋に立ち上がりましたERP 360コンソーシアムに当社も加盟し、セールスフォース上でも新たなERPを提供できるよう目論んでいる段階です。

■一般社団法人 ERP Cloud 360 コンソーシアム



このコンソーシアムに加盟したのはいくつ理由がありますが、下記の言葉で代用できるかと思われます。


 涸沢之蛇(こたくのへび) 

 
『互いが利用し合い、どちらも利益を得ること。 

「涸沢」は干上がった沢、そこに住んでいた大蛇が、人に殺されないために小さな蛇と協力して、互いの尾を口に含んで、小さい蛇を大蛇が背負って道を通ると、人々は小さな蛇を神と恐れ、二匹とも無事に他の場所へ移動したという寓話から。 』


まさに、この 涸沢之蛇 のごとく、他社と組み、ぞれぞれで売上、利益を得ようとしています。勿論これはお客さまにも利益があってのこと。常にお客様の利益、成功のことを考えながら進んできております。  


 常山蛇勢(じょうざんのだせい) 

 
『隙が無いことのたとえ。または、文章の初めから終わりまで一貫していることのたとえ。
「常山」は中国の河北省にある山のこと。兵法で、前後の陣や、左右の陣が互いに呼応して戦う隙のない戦法のこと。常山に住んでいるとされる両頭の蛇は、頭を攻撃すれば尾で反撃して、尾を攻撃すれば頭で反撃して、体を攻撃すれば頭と尾で反撃するので隙が無いということから。』

 

そして、 常山蛇勢 のごとく事業を進めて行ければと考えております。まあ、残念ながら隙が無い状態にはなりえませんが首尾一貫でお客様の為に突き進んでいければと考えております。 

そう、立ち上げ時から変わらない会社のポリシー「ビジネスの企みに効果的な仕掛けを」を本年も手掛けていきます。

そんなギミックプロジェクトではございますが、本年も様々なお客さまのご支援を、外部の方々のお力を借り「効果的な仕掛け」としながら進めて行きますので、引き続き宜しくお願いいたします。

 


株式会社ギミックプロジェクト

代表取締役 山口 純平

2025年1月1日

  

 




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