株式会社ギミックプロジェクト

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お知らせ・コラム

令和四年を迎えて

コラム

2022.01.01

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

令和三年は皆様にとっては、どんな年だったでしょうか。新型コロナの猛威により、有無を言わさず、新たな生活様式に飛び込んだ令和二年。そして令和三年は開催が危ぶまれながらも成功に終わった東京オリンピック、パラリンピック。ただワクチン接種がかなり進みながらも、完全にはコロナ禍以前には戻っていない今。そしてオミクロン株と言う新種におびえながら迎える令和四年。まだ当面はコロナと一緒に生活する日々が続くのでしょうね。


今年は寅年。十二支を絡めると壬寅(みずのえ・とら)」だとか。壬寅とは「陽気を孕み、春の胎動を助く」、冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になるということを意味しているとのこと。つまり、昨年までの厳しい冬(コロナ禍)から変わる新しい年になるという事を示しているのかもしれませんね。

 

では、今年も、寅(虎)に絡めて四字熟語や慣用句を書き連ね、今年の抱負を書いていきます。

 

 虎尾春氷(こび・しゅんぴょう) 
『「虎尾」は、虎のしっぽ。「春氷」は、春の時期に池や川・湖などに張った氷のこと。虎のしっぽを不用意に踏めば、かまれて命を落とすこともあり、同じように春の時期の氷は割れやすく、落ちて溺れ死ぬ可能性があることから。』

 虎穴虎子(こけつ・こし) 
『多少の危険を冒さなければ、大きな成果や業績は得られないということ。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の略。「虎穴」は、虎がすんでいる穴。「虎子」は、虎の子供。虎のすみかの穴に入る勇気がなければ、虎の子供は捕らえられないという意味から。』

 

共に虎が危険ではあることを示す四字熟語。ただそれを捕らえることは重要と。つまり、虎そのものを良きものと昔からされているのでしょうね。現代に置き換えると、日々安定して同じことをしているだけではいけないという事か。コロナ禍となり、突然テレワーク、ホームワークになり、日本が世界が混乱した一昨年。それが去年はみんながある程度慣れてしまい、それが普通の状態になってしまう。安定状態に留まるだけでなく、更に新たな環境を模索しながら、飛び込んでいかないと、成長が止まり、成功には近づけないということなのでしょうね。

 

 

 虎渓三笑(こけい・さんしょう) 
『ある物事に熱中するあまり、他のことをすべて忘れてしまうことのたとえ。
中国東晋の時代、高僧の慧遠は廬山の東林寺に隠棲していたが、寺の下にある虎渓と呼ばれる谷はまだ渡ったことがなかった。ある日、詩人の陶淵明と道士の陸修静が彼のもとを訪れ、その帰りを見送って行く時、話に夢中になっていつの間にか虎渓を通りすぎてしまった。虎が吠える声を聞いて、初めてそのことに気づき、三人で大笑いをしたという。』

 

とは言え、変に熱中しすぎると、いつの間にかその重要な虎の穴も通り過ぎてしまうのでしょうね。何事も、ほどほどにねという事でしょうか。


 

 虎視眈眈(こし・たんたん) 
『強い者が機会をねらって形勢をうかがっているさま。虎が獲物を狙ってて、鋭い目でじっと見下ろす意から。「虎視」は虎が獲物を狙い見ること。「眈眈」は虎が見下ろすさま。狙い見るさま。』

 

絶えず攻める機会は見計らっていないとでしょうね。勿論、観ているだけではだめで、虎の穴に飛び込んでいかないとね。そして繰り返しになりますが、熱中しすぎて、通り過ぎないようにねと。色々と今年も策を考え、それをタイミングよく仕掛けていくことを心掛けていきたいと思います。

 
 

  竜吟虎嘯(りゅうぎん・こしょう) うぎん・) 

『同じ考えや心をもった者は、相手の言動に気持ちが通じ合い、互いに相応じ合うということ。また、人の歌声や笛・琴の音などが、あたかも竜や虎のさけび声が天空にとどろき渡るように響くことをいう。「吟」は鳴き声をあげる、「嘯」はほえること。竜が声をあげれば雲がわき起こり、虎がうなれば風が生ずるといわれる。』

そして、やはり同じ考えや志を持った方々と仕事をご一緒したいですね。勿論今まで通りの事をやるだけではなく、新たな世界を作り出すような。そして上手く作り上げられれば、マスクをしながら「成功の雄たけび」を一緒に沢山上げていきたいものです。やったぁ、やったぁ、やったぁ!!と。そんな一年になりたいものです。

本年もよろしくお願いいたします。



株式会社ギミックプロジェクト

代表取締役 山口 純平

2022年1月1日

  

 




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