明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
令和五年は皆様にとっては、どんな年だったでしょうか。やはりコロナが5類になり、色々な場面で制限が緩まり、以前のような状態に戻りつつあったことが大きかったですよね。例えば、マスクの着用が基本個人の判断になったり、様々な場面で声出しができるようになったりと、コロナ禍以前の状態に戻ってきていますよね。そのことにより、海外からの観光客が以前のようになり、京都なんかはまたまたオーバーツーリズムで混乱する日々。とは言え、戻れない、戻らない場面も。さあ、令和六年はどんな年になっていくのでしょうか。
2024年は「物事のはじまり」と「大きな成長」の年と言われています。干支(十干十二支)は「甲辰 (きのえたつ)」で、「甲」は、物事の「はじまり」を象徴し、「辰」は万物が成長して動きが盛んになる象徴とされています。昨年の「癸卯」は、様々なことの区切りがつき、次へと向かっていく、そこに成長や増殖といった明るい世界が広がっていくと解釈できるかもしれないと昨年書いていましたが、前述のコロナの5類化がまさにその話しかと。それらが更に前に進む年になるのではないでしょうか。
では、今年も、辰(竜・龍)に絡めて四字熟語や慣用句を書き連ね、それになぞらえ今年の抱負を書いていきます。
雲蒸竜変(うんじょう・りゅうへん)
『多くの雲が発生しわき起こったとき、蛇が竜に変わって天にかけ昇るという意味から、武勇に秀でた英雄が活躍する機会を得て、思う存分に行動することをいう。』史記から
飛竜乗雲(ひりゅう・じょううん)
『時代の流れに乗って、英雄や賢者が才能を発揮することのたとえ。竜が雲に乗って空へ舞い上がるという意味から。「飛竜(ひりょう)雲に乗る」とも読む。』韓非子より
どちらも、今は英雄や賢者が活躍するという意味ですし、今はそういったタイミングなのかもしれません。特にこのクラウド(SaaS)業界、様々なサービスが提供されており、群雄割拠の状態。とは言え、ツールは色々と揃っているものの、それを上手く活用できているユーザー様は残念ながらそう多くはありません。ユーザー様が活躍する場面(タイミング)を揃えていくのが当社の役割なのかなと思っています。そう、我々が英雄ではなく、お客様が英雄になれるような形でご支援していきます。
游雲驚竜(ゆううん・きょうりゅう)
『書の筆遣いが素晴らしく、筆跡が生き生きとしている様子。「雲」はいろいろなものに変化すること。「竜」は神秘的で、力強く勇ましい動きのこと。素晴らしい筆遣いを雲と竜にたとえたもの。』晋書より
竜躍雲津(りゅうやく・うんしん)
『他の人よりも一際すぐれた才能があることのたとえ。竜が雲の間を抜けて、勢いよく舞い上がっていくという意味から。「竜(りゅう)雲津(うんしん)に躍(おど)る」とも読む。』晋書より
全体的に竜はいい意味に捕らえられている事が多いです。そして、雲とセットで描かれることが多く、雲は色々なものに変化ができる。そう、変わり続けなくてはいけないというか、同じ形であり続けることは難しい。世間、環境がどんどん変わりながら、こちらも変わり続けことが大事。しかし、お客様にちょっとしたヒントを与え続けられる、そんな企業ではあり続けていきたいと。
そう、立ち上げ時から変わらない会社のポリシー「ビジネスの企みに効果的な仕掛けを」を本年も手掛けていきます。
そしてその「効果的な仕掛け」を今まで以上に増やしていこうと準備をしている段階です。本年それらを随時ご提供していきたいと思っておりますので、引き続き宜しくお願いいたします
株式会社ギミックプロジェクト
代表取締役 山口 純平
2024年1月1日