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マーケティングオートメーションは中小企業にこそ必要ではないか

コラム

2014.01.27

先日、Salesfoece.com社の大阪のイベントに参加してきた。
昨年11月に米国サンフランシスコで開催された「Dreamforce2013」での発表内容の日本での報告であったり、ユーザー事例報告だったりと半日情報情報収集として参加してきた次第である。
勿論、私山口は米国でのイベントに参加したので、内容的にはかなりだぶる部分はあるわけだ。
ただ、2カ月と言う期間が経過し、実際未来のプロジェクトがどう進捗してのかを興味深く知るために参加したわけだ。


結論から言うと、参加して非常に良かったです。
と言うのは、やはり同じ内容とは言え、また同時通訳があるとは言え、画面は英語なので、理解しきれない部分も多数あった。
勿論、英語を私が勉強すればと言うのもあるわけだが、日々必要ないためその学習への時間はなかなかさけない。
また、イベントに参加した後、自分でもその辺りを勉強したこともあり、周辺知識も拡充され、理解度が高まっていることもある。
その上での日本語表示、音声も日本語、当たり前だが、よくよく理解できるわけだ。


その中でも、私が注目すべきは内容は以前のブログでも記述したきた 「ExactTarget Marketing Cloud」。
以前から、マーケティングクラウドは3つの機能が用意されていた。
リスニングツールとして「Radian6」、コンテンツ管理・効果測定ツールとして「Buddy Media」、ソーシャル広告管理ツールとして「Social.com」と。
ただ、日本語化対応が非常に遅れたこともあり、なかなか日本企業が使えない状態であった。
また価格設定も厳しいものがあり、中小企業では現実的に使えず、エンタープライズ対応に過ぎなかったのみ。
そんな中、昨年7月にExacTarget社を25億円で買収したわけだ。
マーケティングオートメーションという考え方を、マーケティングクラウドの中に取り入れ、それを中核にしたわけだ。
そう、先程の3つのツールがこのExactTargetの中に包括統合されたというわけだ。
ただ、11月のイベントの際は、とってつけたような状態であり、まだまだSalesforceと連携しているようには見えなかった。
それが今回はデモ画面も日本語化対応され、6月にはリリース予定だと発表もされた。
つまり、たった2カ月とはいえ、正式リースに向け、着々と開発が進んでいるわけだ。
それが、感じられるだけでも、私は参加した意味はあったわけだ。

 



ちなみに、マーケティングオートメーションとは顧客を育成していくプロセスを支援するソリューション。
メールやWeb、デジタル広告、さらにリアルなイベント等様々なチャネルからくる見込客に対し、適時に適切な対応をしていくためのツールです。
各チャネルにおける顧客の行動分析により、どのチャネル時間、予算配分したらいいのかを、結果予測をしながら決定していくツールです。
こういうツールだからこそ、マーケティング部門に予算や人員をさける大企業より、中小企業こそ必要だと私は考えます。
勿論使いこなすには、ある程度のスキルが必要にはなってくるものと考えられます。
だからこそ、弊社では活用支援を含めて、このツールを今後もリサーチしながら、顧客への新たなツール・仕掛けとしてご提案していきたいと考えております。

 
 
 
 

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