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お知らせ・コラム

「マーケティングオートメーション」とは? その可能性を様々と感じるマルケトサミットに参加してきました

コラム

2015.02.20

■「Marketing First」


先日2015年2月17日東京で開催されたマルケト社のプライベートセミナー「Marketo Summit Japam2015」に参加してきました。
マーケットを手掛けている方々に、「Marketo」と言う名前はある程度知れ渡っている企業名(ブランド名)だと思いますが、日本ではまだまだではないかと。と言うのも、日本法人が出来上がったのは、昨年のこと。更にマーケティングオートメーション(MA)と言う単語も業界的には盛り上がっているものの、一般的にはまだまだではないかと。そう思い、高をくくって参加をしましたが、事前登録者1600名オーバー、当日実際参加した方々もウェスティンホテル東京の会場が満員で埋め尽くされていました。業界関係者も多数参加されていた模様だが、様々なユーザー企業も多数参加されており、それだけ注目を浴びていることを改めて理解できました。


■年内100社導入、大阪進出


まずは日本法人の代表である福田康隆(前職はセールスフォース・ドットコム社の元専務取締役)氏より、ビジネス概況を紹介。ここ1年の振り返りや、今後3月には大阪にも拠点を出し、年内に導入企業を100社を目指すと。その後マルケト本社のフィル・フェルナンデス取締役会長から、エンゲージメントマーケティングの話、サンジェイ・ドラキアCMOから自社においてのMA活用の話へと続く。



■4Pから顧客視点(SIVA)へ


それら基調講演の中で一番興味を持ったのが、ノースウエスタン大学IMC名誉教授 ドン・シュルツ氏の話だ。マーケットの祖である彼の話は非常に興味深く、またわかりやすい。更に力強く、面白い話である。

多くの企業のマーケッターが古くからのマーケット手法を今でも使い続けていると。何より今でも4P(Product、Price、Place、Promotion)と言った企業視点で考えており、直線的な進め方をしている。何より顧客を自分たちの管理下に置こうとし、それから外れていくものは対象としない。昔はそれでも成り立った。問題なかった。ただ、今現在はそうではなく、顧客視点「SIVA(Solution、Information、Values、Access)」で徹底的に考え、顧客の多様化したニーズに合わせたOne to Oneを実現していくことが大事である。

そのためには、様々なデータを分析、消費者の行動に合わせていくことが企業としての勝ち組への要因であると。私自身、学校でマーケティング論を学んだことは無く、書籍からの独学である。ただそういった書籍の多くでは、今の様なそういった話は書かれていない。聞けば当たり前な話なのかもしれないが、目から鱗が落ちる話であった。そして、それらを使う一つの手法、実現できるツールがマルケトであると、話がつながるわけだ。


その後、ユーザー事例、パートナー事例、そして懇親会と続く。懇親会は招待者のみ参加が許されていたのだが、特別に弊社も参加をさせていただいた。非常に充実したイベントであり、新しい発見が多かった一日であった。弊社は今はパートナーではないが、今後色々と勉強をさせていただきながら、共創できるように進めていきたいと感じる。何より、セールスフォースとの連携もスムーズであり、是非ともお客さまにご紹介したい商材であると感じた。


 

■マルケト社 「Market Summit Japan 2015」イベントページ


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