株式会社ギミックプロジェクト

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お知らせ・コラム

2017年を迎えるにあたり

コラム

2017.01.01

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

今年の干支は酉年、そして実は私の回り年でもあります。

この3年半は、『鶏口となるも牛後となるなかれ』の精神で、独立開業してやってきました。

ちなみに「鶏口」は、鶏の口の意味から転じ、小さな団体の長を示します。また「牛後」は、牛の尻の意味から転じて、大きな団体に従って使われる者のたとえです。つまり、このことわざは大きな集団の中で尻にいて使われるよりも、小さな集団であっても長となるほうがよいと言うことを示しています。

 

私自身、上場企業にも勤めていましたし、そこで当時からも上司に従順に従っていたわけではないですが、小さくても長になろうと段々と経験を積みながら、中小企業に転職を重ねてステップアップをしてきました。最終的には独立開業をし、そして今があります。
とは言え、やはり長になったとしても仲間は増やしていかないと会社としては成り立たないですし、継続できません。

 

そういう意味では今は、『鶏群の一鶴』を一生懸命探しているところです。これは、多くの凡人の中に、一人だけ抜きん出てすぐれた人がまじっていることのたとえです。とは言え、たくさんの鶏の中で一羽の鶴を探しているわけではないですが、何か特徴を持った仲間、いや同志を集め、一緒にお客様に色々なことを今まで以上に仕掛けていきたいと考えております。

 

少しずつ弊社のサービスや形が変わってきましたが、今年は更に変革な年になります。

今後とも、弊社ギミックプロジェクトの変化をご期待くださいませ。



株式会社ギミックプロジェクト

代表取締役 山口 純平

2017年1月1日

 


ウイングアーク1st社のパートナーMTGに参加して+セミナーに登壇して

コラム

2016.04.25

 先日4月15日に東京で開催されました、ウイングアーク1st社のパートナー総会「WARP CLIMAX 2016」に参加してきました。その際の参加レポートを簡単にではありますがまとめてみました。また、同じ週に開催されたウイングアーク1st社のユーザー向けステップアップセミナー「試練の11番勝負! ~春の一大事編~」には弊社代表の山口が登壇しましたので、併せて少しレポートに組み入れております。


■「WARP CLIMAX 2016」とは

 「WARP CLIMAX 2016」とは、毎年この時期に開催されているウイングアーク1st社のパートナーが一堂に会する場である。ウイングアーク1st社からの今後の方針・体制や、新商品の説明であったり、昨年1年間の優秀なパートナーが表彰される場である。そもそもはパッケージソフトの製造・販売ベンダーであった為、多くは昔から大手販売企業が多いようだが、昨今はクラウド製品の提供により、クラウドのみの販売企業も急激に増えている模様。実際弊社も「MotionBoard Cloud」と言うクラウド製品しか扱っていないわけだから。

 弊社はパートナーではあるが、実はWARP会員ではない。正確に言うと、WARP会員では無かった。今期より、正式にWARP会員となり、「MotionBoard Cloud」だけではなく、帳票作成ツールの「SVF Cloud」や新商品である「spreadface」を販売及び導入支援を今まで以上に積極的に展開していくこととなった。そういう意味でも、昨年は初めてということもあり少し軽い気持ちで参加してが、参加2回目となる今年は気を改めて参加していたわけだ。


■イベント全体を通して

 冒頭は組織改編に伴う、新体制の発表から始まる。経営陣の変更であったり、組織体系を一部見直し。この辺りもメンバーが拡充され、更に充実の体制を整えられた事ゆえの布陣の様子。その上で、BIツールである「Dr.SumEA」と、「MotionBoard」の機能拡充の発表であったり、帳票ツールである「SVF」の進化について、更に新ツールである「spreadface」の発表へと続く。

 尚、「MotionBoard Cloud5.6(以下MBC)」へのバージョンアップと新商品「spreadface」については改めて記事を書いていくので、詳細は割愛していくが、特に「MBC」はIoT editionの発表が何より楽しみである。弊社も先行して使用しているが、一気に使用できる幅が広がり、非常に面白いツールに進化している。

 一連の商品発表後は、優秀企業の発表へと続く。出来たら次年度以降、あの場に弊社も立てるようになりたいものである。そしてその後最後は懇親会へと続く。こういった具合に、14時から19時まで怒涛のイベントが開催されたわけだ。


■ステップアップセミナーに登壇して

 日は異なるが、同じ週の4月12日にウイングアーク1stの本社セミナールームにて、ユーザー会が開催された。「MotionBoard Cloud v5.6」や「spreadface」の新商品説明であったりと、パートナー会での内容と被る部分もあるが、実際のエンドユーザー向けに様々な情報提供がされた。そのパートの2番目として、ウイングアーク1st社に「MotionBoard Cloud」の技術ブログを掲載していることもあり、弊社代表の山口が登壇することとなりました。

 内容としては、今まで1年間に渡り22回投稿していたものの中から一部を抜粋し、実際の画面をお見せしながらの実践ゼミ的なセッションを行ないました。更に、EXCELの置き換えとして、導入されているユーザーも多いわけですが、そこでのEXCELとの違いや、置き換えにおける考え方、作り方のポイントを40分に渡り熱弁させていただきました。多くのユーザー様が、部分でノートに書き留められていたり、うんうんと頷かれているのが、登壇席からも確認が出来、話しをさせていただいて良かったのかなと感じておる次第です。まだまだ話しきれたわけではないので、またこういった機会があるならば、更にユーザー様に役立つ話を、画面を取り混ぜながら話をさせていただければと考えております。ご参加された方、有難うございました。


■ウイングアーク1st社ブログ

 

 

IoTデータをMotionBoard Cloudを利用して、お手軽に分析、活用

コラム

2016.04.05

先日3月30日、ウイングアーク1st社より、ビジネスインテリジェンスツール(BI)の新版として「MotionBoard Ver5.6」が発表された。様々な機能アップが図られたが、その中での一番の目玉がIoT対応である。

IoTはモノのインターネットのことであるが、ネットであらゆるものがつながり、それらの状況が数値データとして認識できる状態の事。とは言え、これらは近年より考え方としては存在したが、現実的に出来る状態になって来たのはごくごく最近の事。更に、それをユーザーでも手軽に気軽にリアルタイムにデータを収集し、可視化させ、分析できるように出来るようにしたのが、今回のバージョンである。


弊社でもベータ版(正式版リリース前の試用版)を扱い、色々と使い始めているので、簡単にではあるが、レポートをしていく。ちなみに、MotionBoardには、パッケージ版とCloud版の2種類があるが、今回の話は、基本クラウド版のMotionBoard Cloudの話である。

上の写真が、実際の画面。向かって左側が直近(1時間)の私の行動が、赤く線で囲われている。また、その上にはリアルタイムのデバイスの情報がポップアップで表示される。右上が実際のデータ。右下は過去も含めて蓄積された情報をマッピングしている状態である。

今回ver5.6が発表されたことにより、IoTデータを受け取る側としては、MotionBoard Cloudがあるわけだが、ユーザーとしてはIoTデータを出す側を準備せねばならない。これが実は色々と手間。ただ、今回は出す為の一つの方法として、Web APIを公開。これを利用して、IoTデバイスからデータを集めることが可能になる。

更に、iPhone、androidの専用アプリ「IoT Agent」も同時にリリース。それらのデバイスの位置情報だけでなく、バッテリーや加速度情報等、様々な情報を手軽に取り出すこのアプリにより、簡単にIoTの世界へ突入することが出来るわけだ。勿論、項目としてはスマホが持っている情報だけでなく、新たに任意に選択したり、入力したりする項目も設定可能。手軽にアプリをカスタマイズして、専用のIoTデバイスとして利用することも可能になるわけだ。

そして、受け取る側としてのMotionBoard Cloudは、この得られたIoTデータをリアルタイムに処理をする機能を搭載。一番簡単な例だと、リアルタイムにそのデバイスがどこにあり、どういう状態なのかを確認することが可能となる。これを利用すれば、リアルタイムの配車システムであったり、緊急時に近くのメンバーを走らせるなんてことが手軽に出来るわけだ。勿論、それまでの位置情報や様々な情報を蓄積し、現在地と共に表示すると、どういった移動をしていたかが一目瞭然。効率的な移動をしてるかが分析できるわけだ。この辺りは物流において革命が起きるかもしれない。


まだまだ弊社自身も活用し始めた段階。色々な使い方を今後ご説明できればと考える。ちなみに、Cloud版は、IoT対応をしたIoT Editionを最上位モデルとして発売。よって今までのStandard Edition、Professional Editionに加え、3つのラインナップになるわけだ。


また、これら4月25日に発売以降、随時説明会が全国で開催されるわけだが、それに先立ち4月12日には、ウイングアーク1st社の渋谷本社にてのユーザー向けのセミナーにて、詳細の説明がなされる。その際には、弊社山口も登壇しますので、ご興味ある方はご参加くださいませ。

詳細は、リンク先からご確認の上、お申し込みください。

■ステップアップセミナー 試練の11番勝負!~ 春の一大事 編 ~

 

 

セールスフォースユーザーグループの総会に参加して

コラム

2016.01.26

毎年この年度初めのこの時期に東京で開催されるセールスフォースのユーザーグループの総会に今年も参加してきました。今年で第6回と、歴史を重ねて来ております。ちなみに、代表である山口は、所属は変わっておりますが、フル参加しております。


■セールスフォースユーザーグループとは

セールスフォースユーザーグループ(以下、SFUGと略)とは、セールスフォースのユーザーならば、誰にでも参加できるこのユーザーの為のグループです。定期的に、あるテーマ(営業向け、マーケティング向け、コールセンター向け等々)に基づいてオンサイトでユーザーが集まるユーザー会が開催され、勉強会であったり、様々な情報交換が実施されます。また、オフサイトではセールスフォースのSNSのツールであるchatterでユーザー同士が情報交換をしております。


当初オンサイトのユーザー会は東京のみでの開催でしたが、1年遅れて地方ユーザー向けに「ルーキー会」と言う、地方グループを立ち上げ、東京と同様にオンサイトで事例紹介を元にした情報交換をやり始めました。このルーキー会が初めに立ち上がったのが、関西。その際幹事会社として当時アーキエムズに所属していた山口が、立ち上げのお手伝いを色々としてきました。特に関西での立ち上げを手伝ってほしいとと、セールスフォース・ドットコムからお声掛けいただいた2日後に東京で開催されたのがこの総会でして、急遽参加してほしいとの依頼の後参戦したのが、今から5年前の第一回のSFUGの総会でした。


■懐かしの第一回ユーザー会総会

その第一回のSFUG総会ですが、今から5年前の2011年1月20日に、六本木ヒルズに当時あったセールスフォース・ドットコム本社のフリースペースに椅子だけを持ち込んで開催された覚えがあります。会の形式自体はその当時から変わりなし。分科会ごとに分科会会長が、昨年度一年間やってきたことの振り返り、まとめとして報告後、次年度の方針発表を行なう形。その後、全体的な一年間の振り返りを幹事連からやった後、今後の方針、新たな分科会会長の発表、決意表明。そして、懇親会へと続く流れ。当時の写真も見つけたので、一枚だけ挙げてみました。新たな分科会会長の決意表明の所と思われます。

確か、chatterの機能がこの一年で実装され、新年度からchatterのグループも立ち上がるとかの話もあった覚えがあります。


■第6回のSFUG総会は

では、今回2016年1月22日に、KITTE丸の内のカンファレンスホールで開催された第6回のSFUG総会はどうでしたでしょうか。運営そのものは、基本1回目から変わりなく、淡々と進んでいきます。とは言え、今回は着物で登壇される方がおられたり、ルーキー会として地方より参戦されている方も有と、少しバリエーションに飛んでおります。


そして、何より活動体系を少し変更しようというのが、今回の一番のポイント。とは言え、今までと全く変えてしまうというのではなく、ユーザーの幅が広がって来たため、そのレベル感の差をどうにか無くしていこうという策と感じました。事例共有中心の会、達人の会、ビギナーの会と、大きく3つに分け、今まで以上に運営しやすい状態への改革。実際、会則で色々と縛られていて、やりにくい部分もある程度、柔和にしていくという役員サイドの配慮も踏まえてあり、今が変わっていく、変えていくタイミングなのでしょう。ただ、メンバーが豊富な東京圏はいいとして、地方ユーザーは現実的には3つに分けていくのは難しい話とも感じております。この辺りは、地方代表と共に色々と考えていければと思っております。


■なぜか殿堂入り

最後に今回、功労者と殿堂入りと言う発表があり、今まで幹事や代表と言った、事実上手となり足となり、貢献されてきた方々が表彰されていました。その中に、何故か弊社山口の名前も。

今まで以上に、情報共有をさせていただくと共に、色々な形でユーザーの為になるよう裏方を続けさせていただければと、肝に銘じた次第でございます。改めまして、今後とも宜しくお願いいたします。


■SFUGに入会するには

http://successjp.salesforce.com/blogs/2011/07/salesforce-ef6c.html

 


2016年を迎えるにあたり

コラム

2016.01.01

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

 
今年の干支は申年。ソーシャルメディアの活用が拡がり、年賀状はどんどん廃れていくご時世の中、この干支の考え方は全く廃れません。と言うより、その干支を利用した様々なビジネスに活用され、昔以上に広がっているように感じている次第です。


この干支ですが、申年と言うことで、猿が取り上げられます。本来は申と猿とは何ら関係が無いわけですが、猿のイラストが書かれた年賀状が多数皆さんのお手元にも届いていたり、年賀状の切手スタンプが12年がかりで親子の猿になったりとしているかと思います。

では、猿はどういうイメージでしょうか。関連したことわざ・慣用句を少し見てみましょう。

 

「猿も木から落ちる」「見ざる聞かざる言わざる」「犬猿の仲」「猿知恵」と、色々とありますが、あまりいい意味では使われていません。


また、「 意馬心猿(いばしんえん)」と言うのも有ります。これは、心が煩悩や欲望のために働いて、抑えがたいことのたとえだとか。 欲望のまま、乱れ動く心を、奔走する馬と騒ぎ立てる猿にたとえたことば。本能だけでやっていくのは、やはり不味いですよね。


ただ、「猿の木登り 蟹の横這い」ということわざもあります。横向きにしか歩けない蟹は不便なようだか、蟹にはそれが適している。猿の木登りも同様。このように、他人の目には不自由に見えても、本人には自由で楽なことのたとえだとか。得意なことを追求していくことは、素晴らしいし、周りからの目なんかは気にせず、進め行くべきなんでしょう。


そして、「猿の三番叟」。三番叟とは能の「翁」(式三番)で千歳、翁に次いで三番目に出る老人(叟)の舞で、大変めでたい舞とされ、物事の始めや幕開きという意味もあります。よって、以前は切手にもなったぐらいに、めでたい印でもあります。ちなみに、上の写真もこれを示しています。

つまり、猿は古来皆々から非常に好かれているのですが、少し出過ぎたことをやり過ぎたきらいがあるのかもしれません。その為、ことわざ・慣用句にそういう意味が多いのかもしれませんね。

 

弊社も起業して、2年半が経ちました。少しずつですが、色々とご支援をさせていただく企業様も増えてきてはいます。また、当初の描いていたイメージとは少しずつ会社の形も変えてきています。それは、当初からのギミック(奇をてらった演出ではなく、策略・仕掛け)を提供していくと言うこと自体は、何ら変わりはないのですが、提供していくもの(サービス)が少しずつ変わってきているのだと思います。

意馬心猿」にならず、お客さまの為に常に新たなギミックを提供していくことを、2016年の抱負に変えさせていただこうと思います。本年も宜しくお願いいたします。


株式会社ギミックプロジェクト
                     代表取締役 山口 純平

 2016年1月1日

 

 

新たなUIとなるSalesforce Lightning Experienceを早速設定してみたら

コラム

2015.10.18

本日(2015年10月18日)早朝に、Salesforce.comは最新バージョン(winter'16)へとアップグレードされた。今回の目玉は基本UIの大幅な変更だ。summer'09以来、機能は随分とアップしてきたが、画面が変わったのは6年ぶりと言うわけだ。とは言え、いつもの通り、バージョンアップ自体は、ユーザー側では特にすることは無い。自動的にバージョンアップは行われる。やはりクラウドのバージョンアップはこうでないと。その為、いつものようにログインすると、左上のアイコンが変わっている以外見た目の変更はない。そう、バージョンアップは自動ではあるが、今回のUIの変更とする「Lightning Experience」の機能を有効化するにはユーザ側での切替が必要。では、その方法を具体的に説明していく。

 


■Lightning Experienceの有効化

右上の名前をクリックし、設定をクリック。そうすると、左側のメニューにデカデカと、Lightning Experience 新機能!という表記が。それをクリックすると画面の様な説明が画面が立ち上がります。ふむふむ、「Lightning Experienceのベストプラクティス」が色々と説明されている。なるほどなるほど。色々と読んでいくと、「ロールアウトが成功するように、Trailhead のベストプラクティスは共有されています。」うーん、ルー語の様に日本語と英語が混じり合って、どういうことかイマイチわからない。「詳細はこちら」ボタンを押しても、英語のデベロッパーコミュニティに行く為、結局わからない。とは言え、上部にあるようなUIに変わるであろうことが理解できる。この画面に早く変えたいなと言う欲望だけで、設定を進めていく。

 


画面を下にスクロールすると、いくつか設定画面が出てくる。上部は初期値で有効化済み。中段が誰に権限を与えるか。ちなみに、管理者には当初より、権限は付与されています。権限付与は、プロパティでLightning Experienceユーザーにチェックを入れるか、権限セットで設定します。


そして、最下段にこの機能の有効化ボタンが。クリックをし、有効化をします。その際に少しアラート表記が。まだ一部がベータ版の様子。今回はこのまま左側のボタンを押し、有効化を進めます。ちなみに、今までのUIは「Salesforce Classic」と今後は呼ぶ模様。



少々待つと、右上の名前の所をクリックすると、「Lightning Experienceに切り替え」と言うのが増えています。



そう、管理者が組織として有効化を設定すると共に、権限を誰に付与するかは設定しますが、切り替え自体は任意にユーザーが設定する形です。ちなみに、任意に今まで通りのUIに戻すことも可能です。Sandbox等で、実際動作に問題が無いか検証後に変更することも出来ますが、任意に戻すことも可能ですので、早めに本番環境で検証を進め行く方が今回はいいかもしれませんね。


 


■Lightning Experienceの実際の画面

実際、機能を有効化し、ユーザーとして切り替えると、こういった画面に変わります。今までの画面とはぐっと変わり、最近よくあるデザインに変更となります。これらも自動的に変換されるため、ユーザー側で何か変える必要はありません。



とは言え、あまりの変わり具合に、どう設定を変えればいいかは私自身もわからなくなっております。この辺り、新たな画面についての有効な設定等は次回に報告させていただきます。


尚、これらに詳細については、セールスフォース・ドットコム社が提供している最新のリリースノートを確認しつつ、動作確認をしていただければ幸いです。まずは、お気軽に変更の上、触ってみてもらえればと思います。


Lightning Experience: 最新のインテリジェントなユーザエクスペリエンス(Salesforceリリースノート)

 


セールスフォース・ドットコム社「Salesforce Summer」に参加して

コラム

2015.08.03

先日、東京と大阪で開催されたセールスフォース・ドットコム社のプライベートイベント「Salesforce Summer」に参加してきました。東京は虎ノ門ヒルズフォーラムにて7月24日に、大阪はザ・リッツ・カールトン大阪にて7月28日に盛大に開催されました。7月よりTV CMも開始され、今までより更に、一般的な知名度、認知度が上がってきている気がします。その為、参加者数もぐっとアップ。

 

今回は「IoT」「マーケティングオートメーション」「アナリティクス」「モバイル」の4つがメインテーマ。セールスフォース・ドットコム社の最大のイベントが本国米国にて例年秋に開催されるため、夏のイベントは場つなぎ的に開催されていると言われていましたが、今回はそんなことはありません。機能拡充の話は抑えられているものの、最近の様々なユーザーの導入事例や、上記のテーマが色々と話され、聞いてて楽しく、また勉強になるセッションも多くありました。それらを簡単にまとめてみます。

 

 

■基調講演 ~Welcome To The Customer Success Platform

基本は東京も大阪も同じ内容。ただスピーカーが東京は小出会長、大阪は川原社長と異なる。それだけで、語り口調が違うことも有り、聞こえ方は少し異なるも、伝えたいことは同じ。テーマである「IoT」「マーケティングオートメーション」「アナリティクス」「モバイル」そして、パートナーとの「エコシステム」をユーザー事例やデモ、そして実際のユーザーに登壇していただいての話につながる一連の流れ。概論的な部分をまずはこの基調講演にて理解し、その後のセッションへのイメージを高めていただくと言った形である。

特に東京では本国から責任者が多数登壇し、英語と日本語が入り混じる基調講演に。この辺りは、宇陀元社長との時代とは少し異なる雰囲気。日本にいながら、アメリカでのDreamforceのセッションに参加している風であった。

 

 

■IoTではなく、IoCに

パスワード的に扱われることも多いIoT(Internet of Things)ですが、実際の所はまだまだ本当の意味で活用できている企業は少ない。そもそも、様々なセンサーからデータを取得して、活用するというのは、閉じた空間では昔から出来ていたわけだが、それらを顧客データや、商品開発と言った部門に可能な限りリアルタイムにフィードバックをし、それらにより方策を変えていく手法が無かっただけである。

それらをエコシステムとして、既存のセールスフォースパートナーと、デバイス側のテクノロジーパートナー13社をまとめあげ、「Salesforce IoTジャンプスタートプログラム」として、今回発表。

そうなんですよね、ここまで仕上がってくると、様々なパートナーの力を結集し、あらゆる分野の企業のIoTを進めていけるようになりますよね。

そして、「IoTを進めるIoC企業になっていかねばならないと」との新しいメッセージも。そう、Internet of Customerへと進めていかねばならない。

 

実際、それらを実践されている事例がいくつか発表されていました。一つが、建設現場の重機にセンサーを取り付け、稼働状態(時間)からCO2の排出量を測定していく、東急建設様の事例。

もう一つが、無人で運営しているランドリーを稼働状況を読み取り、更にBIツールである「MotionBoard Cloud」を活用し、グラフィカルに表現。更に、第三者データと重ね合わせながら、出店計画も立てていくと。自社データと外部データを重ね合わせ、何かが効率的かを的確に分析しているハイアール様の事例。

共に、センサー(モノ)と、セールスフォースを上手くつなげている事例、そう、IoCを進めてられている企業であることを感じました。

 

 

■マーケティングオートメーションとアナリティクス

IoTだけでなく、マーケティングオートメーション(MA)やアナリティクスクラウドも少しずつ進化されている模様。特に、Pardotを活用してのサイバーエリアリサーチ社の事例なんかは、導入前からのメールへの反応が20倍以上になっているということで、非常に満足されている事を発表されていました。まだまだ日本での活用事例が多くはありませんが、少しずつですが、浸透が進んでいる模様。弊社もいずれは活用したり、導入支援をしたりしていきたいものです。

 

 

■Lightning専門ブースも設置

そして、モバイルとしては、Salesforce1 Lightningを使用して開発を進めたアプリの専門ブースが出来ていたり、更にいくつかコンポーネントも提供開始。これで今まで以上にモバイルアプリの開発も、スピーディにまた、簡単に出来るものの考えます。

実際それらのブースも活況であり、パートナーと進めるエコシステムが更に進んできているのでしょう。弊社も導入パートナーとして、その波に乗り、いい形でお客さまに提供していきたいものです。

 

 

ざっと、2日間の内容をまとめてみましたが、冒頭でも書きましたが、中継ぎ的なイベントではなく、非常に意義のあるイベントでした。残念なことは、興味のあるセッションが同じ時間に開催されていたりと、聞けない部分が幾つかあったこと。とは言え、今後もSalesforceからは目が離せません。


■Salesforce Summer イベントページ


 

ギミックプロジェクト3年目を迎えるにあたり

コラム

2015.07.16

 

事業を起こして早2年が経過しました。その間に様々な業種、業態、規模のお客さまとお付き合いさせていただき、色々な形でご支援をして来ました。そこで経営者から良く聞かせていただくのが、「多くのことが見える様になった」、「判断が早くなった」との声です。そしてその結果、「営業の動きが変わり、受注が伸びた」と言う嬉しいお言葉を頂戴しました。そう、クラウドコンピューティングの仕組みを導入することにより、単純に売り上げが伸びるのではないのです。何かに気づき、今までのやり方と少し変えること。そこが重要なのです。


つまり、クラウドコンピューティングの導入がきっかけとなり、判断材料が増えることになったり、また仕事上の時間配分が変わり、考える時間が出来たりと、今までと動きが変わったことが要因となり、売上向上につながるわけです。ほんの少しの気づきで実は変わることが多いです。その為の仕掛けを今までも提供してきましたし、これからも多くの企業様へ色々な形で提供していきます。流行りでもあるビッグデータ、IoT、人工知能と言った最新の情報も少し交えながらですが。


そんなちょっとしたことで本当に変わるのかどうかは、最終的には皆様のご判断にお任せしますが、その為の様々なきっかけ、仕掛けをこれからも提供していきます。そんなこんなで3年目も邁進して参りますので、今後とも宜しくお願いいたします。


株式会社ギミックプロジェクト

代表取締役 山口 純平

 

 

※昨年(2014)年の祇園祭前祭の山鉾巡行(船鉾)

 

Apple Watchを持つと何が変わるのか

コラム

2015.04.27

満を持して、Apple Watchが、4月24日に発売されました。

発表前から、誰が買うの?とか、買って何するの?とか、今回はApple社は失敗だなとか、色々とマイナス面の話が多かったと思います。とは言え、予約も多く入り、予定通り24日に発売。機種にもよりますが、初日に予約された多くの方のお手元には届いた模様です。ただ、ネットでの予約販売が基本となった今では、iPhoneの発売日のような連日連夜の行列やお祭り騒ぎや控えられ、またその分TVでの扱いも少なかった気がします。


また、自分の知人のSNS周りを観ていると、「届いたよ」とか、「開封の儀」は結構上がってきていたのですが、使ってみての感想は、実はあまり上がって来ない状態があります。まあ、土日であったことも有るのかもしれませんが。これはどうしてなんでしょうか。

私山口の手元にも当日に宅配にて届き、会社から帰宅後深夜に開封し、土日と2日間に渡り、色々と使ってみました。で、その際に感じたことを書き連ねてみます。

 

■Watch or 小さなスマホ or それとも?

皆さんはApple Watchを何だと思いますか。

「そんなんWatchと名前付いてるから、時計でしょ。それもそこそこの値段の時計と。そんなものに4万も5万も払うなら、もっといい時計が他にもあるし、あえてこれを買う意味が解らん。そもそも、最近はスマホで時間は確認できないので、腕時計なんか必要ないよ。」

 

全くごもっともな意見です。時計として観ているならば。でも、時計でないと思っているんですよね私は。

 

では、スマホでしょうか。いや、あくまでもこれはiPhoneありきのアイテムです。つまりiPhoneが無ければ、盤面のカスタマイズが多少できる時計になってしまいます。これだけでは通信機能も無いので、スマホとは言い難いです。

 

ただ、iPhoneと連携さえすれば、色々なことが出来ます。

LINEもInstagramもTwitterもEvernoteもAmazonも観たり、検索したり、そして購入したりできます。勿論電話を掛けたり、飛行機に乗れたり、車(BMW)を起動させたり。そう、専用アプリがどんどんと出て来ており、iPhone経由ではありますが、色々なことが出来ます。

でもそれって、iPhoneで出来ることですよね。はい、そうなんです。基本出来ることばかりです。勿論今回心拍計が時計の裏面についており、唯一機能としプラスされている違う点と言えば、ここだけかも。まあ、これはこれで色々なアプリが出てくるでしょうし、ここの話は今日はおいときます。

 

じゃあ、iPhoneを持っていれば、そもそもいらないのでは、その心拍計の機能以外はとなります。いや、これはこれで「時計」だから、必要なんですと私は言いたい。いや、初めに「時計」じゃないって言ってたかもしれませんが、これは時計なんですよ。形状が、腕への付け方が、そして見え方が。

普通、スマホはポケットやカバンに入れておきますよね。何か通知(音、バイブ)を感じると、ポケットやカバンから出して、画面を何らかのアクションに寄り表示させ、それから具体的なアクションに移っていくわけです。

 

■これこそ真のギミック

でも、Apple Watchは通知があれば、腕を少しひねるだけで表示がされます。それって、ほんの数秒の違いですが、一日で考えると凄い時間があります。いや、それより腕をひねる行為が楽しいんですよね。そういう意味では、スマホではなく、腕時計で時間を観る感覚で情報が取れるんですよね。だから、時計なんです。

 

勿論、Apple Watchだけで全て確認できるわけではないですし、対応できるわけではないです。例えば、LINEのスタンプも確認出来ますが、送り返せるスタンプは今のところイマイチですし、そもそもFacebookはアプリも有りません。でも、これらはiPhoneと同様に、進化していくことは誰もが予想できると思います。そう、これから我々が育てていく新しいアイテム、新しいガジェット、そう真のギミックです。この場に携われている事が本当嬉しいことです。


今後は、仕事系のアプリも出てくることが予想できますし、その辺りを活用録を改めて書いていければと思っております。特にSalesforce絡みについてを中心に書かせていただければと思っております。

 

■Apple Watch 

 

 

「マーケティングオートメーション」とは? その可能性を様々と感じるマルケトサミットに参加してきました

コラム

2015.02.20

■「Marketing First」


先日2015年2月17日東京で開催されたマルケト社のプライベートセミナー「Marketo Summit Japam2015」に参加してきました。
マーケットを手掛けている方々に、「Marketo」と言う名前はある程度知れ渡っている企業名(ブランド名)だと思いますが、日本ではまだまだではないかと。と言うのも、日本法人が出来上がったのは、昨年のこと。更にマーケティングオートメーション(MA)と言う単語も業界的には盛り上がっているものの、一般的にはまだまだではないかと。そう思い、高をくくって参加をしましたが、事前登録者1600名オーバー、当日実際参加した方々もウェスティンホテル東京の会場が満員で埋め尽くされていました。業界関係者も多数参加されていた模様だが、様々なユーザー企業も多数参加されており、それだけ注目を浴びていることを改めて理解できました。


■年内100社導入、大阪進出


まずは日本法人の代表である福田康隆(前職はセールスフォース・ドットコム社の元専務取締役)氏より、ビジネス概況を紹介。ここ1年の振り返りや、今後3月には大阪にも拠点を出し、年内に導入企業を100社を目指すと。その後マルケト本社のフィル・フェルナンデス取締役会長から、エンゲージメントマーケティングの話、サンジェイ・ドラキアCMOから自社においてのMA活用の話へと続く。



■4Pから顧客視点(SIVA)へ


それら基調講演の中で一番興味を持ったのが、ノースウエスタン大学IMC名誉教授 ドン・シュルツ氏の話だ。マーケットの祖である彼の話は非常に興味深く、またわかりやすい。更に力強く、面白い話である。

多くの企業のマーケッターが古くからのマーケット手法を今でも使い続けていると。何より今でも4P(Product、Price、Place、Promotion)と言った企業視点で考えており、直線的な進め方をしている。何より顧客を自分たちの管理下に置こうとし、それから外れていくものは対象としない。昔はそれでも成り立った。問題なかった。ただ、今現在はそうではなく、顧客視点「SIVA(Solution、Information、Values、Access)」で徹底的に考え、顧客の多様化したニーズに合わせたOne to Oneを実現していくことが大事である。

そのためには、様々なデータを分析、消費者の行動に合わせていくことが企業としての勝ち組への要因であると。私自身、学校でマーケティング論を学んだことは無く、書籍からの独学である。ただそういった書籍の多くでは、今の様なそういった話は書かれていない。聞けば当たり前な話なのかもしれないが、目から鱗が落ちる話であった。そして、それらを使う一つの手法、実現できるツールがマルケトであると、話がつながるわけだ。


その後、ユーザー事例、パートナー事例、そして懇親会と続く。懇親会は招待者のみ参加が許されていたのだが、特別に弊社も参加をさせていただいた。非常に充実したイベントであり、新しい発見が多かった一日であった。弊社は今はパートナーではないが、今後色々と勉強をさせていただきながら、共創できるように進めていきたいと感じる。何より、セールスフォースとの連携もスムーズであり、是非ともお客さまにご紹介したい商材であると感じた。


 

■マルケト社 「Market Summit Japan 2015」イベントページ


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