株式会社ギミックプロジェクト

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お知らせ・コラム

セールスフォース・ドットコム社のDreamforce2013に参加してpart2

コラム

2013.11.22

セールスフォース・ドットコム社のクラウドイベントDreamforce2013も3日間が終わる。
珍しく2日目、3日目と雨が続く。話によると2カ月ほど雨がなく、参加者的には困った感じであったが、現地の方にとっては恵みの雨だったとか。
ただ折角のライブイベントも冷たい雨の為、参加者は思ったほどは多くなかった模様。
私自身も、Green Dayを生で見たかったが、先が長いということでやむなく断念。


3日目は、終日キーノートに参加。
Sales Coud、Developer、Marketing Cloud、SMB、そしてシェリー・サンドバーグとの対談。
2日目でのキーノートは全体的な概要を。
この3日目で、それぞれ細かく説明が入る形に。
これは、これでわかりやすい構成。2日目目に聞いた内容を基に、聞きたいセッションに行けば詳細がわかるわけだから。
ただ、ユーザー向けと開発者向けのキーノートを同時にやるのは辞めてほしかった。
例えば、9時からのSales Cloudの裏では、Chatter Communitiesの話が開催されていたが、そちらも聞きたかったもので有路。
また、これらキーノートは全て同時通訳付き。英語を勉強して、本来はそれを聞くべきだが、英語が苦手でも特に支障は少ない。
この辺りは運営側に感謝しなければならない。


いくつかのキーノートの中で私が注目したのは、Marketing Cloudと、シェリー・サンドバーグとの対談。
まずは、Marketing Cloud。昨日の多少は聞いていたが、さらに突っ込んだ形に。

先日買収したExactTarget社の仕組みが、セールスフォースの中に組み込まれている形。
また、ここややこしいが、ExactTarget社が買収していたPardotの仕組みも同様に組み込まれる。
見込み客(リード)の育成の部分と、マーケティング企画を簡単に構成し、結果を予想できる。
ある程度の規模の企業でないと、使いきれないかもしれないが、逆にこれを使いこなせれば、すごい武器になると感じた。
また、この部分だけをサポートする仕組みも当社としては有りかもしれない。
残念なのが、日本語化の予定がたっていないこともあり、日本への導入が未定の部分。
是非ともここは進めてほしいものだし、それまでは英語で勉強をしておこうかと考える。


もう一つは、Facebook社のCOOであるシェリー・サンダーバーグ氏とSalesforce.com社のCEOであるマーク・ベニオフ氏との対談。
経営者としても魅力的な彼女の前で、マーク・ベニオフCEOもたじたじ。
ただ、女性の社会進出、また企業内での出世をしていくには、まだまだ考えるべきことが多数。
このアメリカでもこんな状態なんだから、日本はまだまだその辺りが遅れている。
耳が痛い内容であり、考えさせられる内容であった。


実はもう一つセッションに参加する予定であったが、開発者向けのブースも興味深く、こちらにも時間を急遽さいた。
ただ、さいた分色々と得るものがあった。
英語ではあるが、資料や書籍を頂戴し、勉強材料を得られた。


イベント後は、日本からの来場者350名の多くが参加するJapan Nightに参加。
いつものごとく、人人人であふれかえる場で、名刺交換するのもままならず。
ただ、これが現地での醍醐味であり、日本では感じることが出来ない瞬間でもある。
ちなみに、他の国も同様のイベントも開催されてるとかで、どこにいっても多数の人であふれかえっていた。
昨日も書いたが、やはり熱気、興奮は現地に来ないと感じることができない。
是非とも、セールスフォースに絡む人は一度は参加してもらえればと思う次第。

米国サンフランシスコでのDreamforce2013に参加しました

コラム

2013.11.20

米国サンフランシスコの街は、この期間ブルーに染まる。
そう、年に一度のSalesforce.com社のイベント「Dreamforce2013」が開催されるからだ。
このイベントも今年で11回目。私自身は、3度目の参加となる。
初めて参加したのは3年前。見るものすべてが衝撃的であり、また感動的であった。
何より、マーク・ベニオフCEOの魅せる講演、キーノートがあまりにも素晴らしく、ユーザーであることを誇りに感じた次第であった。
特に近い未来を色々と感じさせられて、是非ともこうなりたい、こうしていきたいとヒシヒシと感じたのを覚えている。


ただ、人はどうしても慣れてくるもの。すごい未来が現実になると、もっとすごい未来を感じたくなる、欲しくなるもの。
その結果近年は、本当はすごい事を発表されているのに、すごいと感じないように感覚がマヒしてきていた。
また、大企業のユーザー事例中心の構成となり、大手だからと出来るのだと感じることも増えてきていた。
自社としての未来を描けない、感じられないようになってきているように感じていた。


それを感じてかどうかは知らないが、今年はキーノートの構成がかなり違っていた。
そう、まずはファンデーションからの発表であった。
ファンデーションとはその名の通り、基金。
創立当初からセールスフォース・ドットコム社では取り組まれており、1/1/1モデルと呼ばれている。
人々、テクノロジー、リソースの活用により、世界中のコミュニティを向上する社会貢献活動のことである。
製品の1%、株式の1%、就業時間の1%を地域社会に還元する「1%モデル」である。
社員の業務時間の1%をそれらの活動に役立てたり、NPOに向けて製品をまた技術サポートを提供したり、また助成したりと。
以前からもDreamforceの中で報告は有ったんですが、それほど告知に時間は取っておられませんでした。
今回はこの話が冒頭に、また30分も時間をかけて現状報告をされる形に。
また、支援を受けたハイチの首相までが、今回特別に参加され、この場で様々な報告をされると言う徹底ぶり。
これが、日本ならばすぐに偽善者と言われてしまうのでしょうが、そこはアメリカ。賞賛の渦でした。

その上で、新たなプラットホーム「salesforce1」の発表もあった。
以前からもモバイル重視だったので、アプリだけかと思いきや、実はデスクトップ版も発表。
モバイルファーストの考えが更に進化、深化した形ですね。
特にモバイルでの見やすさや使い勝手をアップさせるため、今までのアプリを1本化。
モバイルだけで、業務が完結する方向にかなり近づいた製品が出来上がってきたと感じる。

すでに本日の発表前にリリース済みで、改めて使い勝手は他で記述する予定。
これらも今回のテーマである「WELCOME TO THE INTERNET OF CUSTOMERS」の具現化の一つ。
本当に客のことを知っているか、理解しているかとの問いかけが有り。
IBM調査では66%の企業がカスタマーの事をわからないとのこと。
また、カスタマーが望むアプリを多くの企業が作れていないと。
折角、500億ものモノがインターネットでつながっているのに、それを活かしきれていない現状があると。
一例だが、フィリップスの電動歯ブラシが、ネットにつながり、顧客のさまざまな情報を提供し、それを基に適切な対応ができるようになったと。
つながることの重要性、そしてつながっている情報の使い方、活かし方を簡単に出来るようになると。
非常にこの部分は、驚きであり、実は当たり前なのにできていなかったところであり、それが出来るようになると。
カスタマーカンパニーへの近道、材料を提供しているのだというわけでか。


更に、追い打ちをかけるように、マーケティングクラウドの機能アップも報告あり。
直近のExactTarget社の買収により、大幅な機能アップが図られる模様。
事例として、ソニーコンピューターエンターテイメント(SCE)社のPS4のマーケティングの自動化なんて、非常に楽しく、興味深い話。
2時間半興味が切れない話が続出。
例年の事なんだが、あまりの会場の寒さに退場していく人続出だけは、残念なところでした。


その上で、午後からはセールスフォース・ドットコム本社にて今後のロードマップを拝聴。
詳しくはここでは書けませんが、今後のバージョンアップに期待が持てます。
更にCloud EXPOで、さまざまなパートナーの商材を確認。

日本とは違う、熱気とパワー、そして広がりを感じ、まだまだ日本でやるべきことは多いなと感じた次第。
本当、できるならばユーザーの皆さんは、こちら現地に来てDreamforceを肌で感じていただきたいものです。
あっ、そうそう、オープニングはヒューイ・ルイスの「Back in Time」。途中で「Power of Love」も生演奏で。

更に、機能説明の際に、車に乗ってブラウン博士(ドク)も登場。Salesforce1の所で掲載した写真。
まさにターゲットが、バック・トゥ・ザ・フューチャー世代か。私もドンピシャ。
改めて来年は皆さんも是非。勿論、私も同行しますので。宜しくお願いいたします。


内定者リストが流れる

コラム

2013.10.01

本日10月1日は全国的に企業の内定式。

街を歩けば、スーツを着こなせていない、内定式に参加するような、若しくは終えた学生達を多数見かけました。

ただ、あくまでも内定者であり、今日の時点では社会人ではない。

そう、社会人になるには、あと半年待たねばならない。

また、今の段階ならば、企業側は、内定を取り消すことが可能である。

それはあくまでも、企業と学生での契約事項としてでだが。

しかし、その企業側の失態で、学生が行きたくないとなれば、それはどう考えるべきか。


そう、標題の「内定者リストが流れた」と考えたら。

よくある、リストをメールで流してしまったとか、間違えてHPに掲載してしまったどころではない。

今、Facebookのトップにあるの検索窓で、「内定」、「内定者」等のキーワードで検索してみてください。

どうですか、内定者グループがずらりと表示されませんか。

勿論、コメント内容までは見えない「非公開グループ」ですが、メンバーリストはしっかりと見える状態。

それも誰もが知っている大手企業の内定者グループがどっさりと並びます。

あくまでも、大人数の内定者をグループに入れておくと、人事部的には連絡とかし易いということや、把握がし易いとかでしょう。

しかし、このリストの存在を知ったら、色々とやりようがありませんか。

こういった場合は「非公開グループ」ではなく、そのグループの存在も見えなくする「秘密のグループ」で運営しなくてはなりません。


そう、このリストを使って何かしようとしているわけではありません。

勝手に情報がさらされる危険があることを知って欲しいと言う点。

また、こういった部分の扱いが、理解していない企業が多い点。

しかし、やりようはあると言った点。

この3点を理解してもらえれば幸いです。

あなたの情報もいつの間にか、さらされているかも知れませんので、ご注意を。


「クラウドコラボレーション -中小企業様へのクラウド導入」

コラム

2013.09.04

7月16日の創業以来、数多くの企業様へご訪問し、創業のご挨拶と共にクラウドコンピューティングの情報提供やそれに対する認識確認を行なってきた。訪問した企業様の多くは、残念ながらクラウドに対する認識がそれほど高くなく、また必要性を感じていないように見て取れた。 

これは様々な理由があるであろう。
企業そのものの状況で認識・判断は変わるし、経営者と担当者では企業の課題認識がそもそも違うであろう。だからこそ、私自身、クラウドをご提案していくギミックプロジェクトを立ち上げた事は、間違えてはいなかったということだ。

ただ、クラウドを訴求していくには、こちら側からの施策が不足しているのも事実。それらを走りながら取り揃えていくことが急務であろう。何より、もう走り始めているのだから。

また、弊社だけで取り組めることは知れた範囲であろう。だからこそ、様々なパートナー企業様とのコラボレーションが必要と考える。今はそちらを調整し、色々な形を取り揃えている状態。

そう、「クラウドコラボレーション」。
企業として、サービスとしてクラウドをキーに様々なコラボレーションをしながら、仕掛けを随時提供していきたいと考える。尚、コラボレーションの具体的な内容については、随時この場でご紹介していきたいと思う。

ネット選挙は失敗なのか?

コラム

2013.07.23

ネット選挙と呼ばれた今回の参院選。ただ、投票率は減少。ネットの効果は、ソーシャルの効果は無かった、少なかったと言われるが、本当にそうなんだろうか。
効果が出ていないのは付け焼き刃的にやったことが原因ではなかろうか。今まで全く興味を知らさなかった候補者たちが、オボつく指で自ら、若しくは秘書の手でFacebookに日々の写真を投稿しても、効果は少ない。そう、選挙期間になったから突然初めても、共感できないからだ。

ただ、勿論過去からもやっていた方には効果は出ている模様。さらに、今までは使えなかった選挙期間中のネット戦略を考え、上手く利用していた方もいる模様。だから、ネットの力で投票率の減少がこれぐらいで収まったと考えるべきでしょう。

まさに仕掛け次第で、爆発する可能性があるネットとソーシャルネットワーク。今後の各政党の活用に是非とも注目していきたい。あくまでも、今回がスタートなんだから。

総務省発表のクラウドサービスの最新動向について

コラム

2013.07.18

7月16日付で、総務省より平成25年「情報通信に関する現状報告」通称(平成25年版情報通信白書)が公表されました。毎年公表されている報告ですが、情報通信つまり、ICTの現況であったり、今後の政策動向が語られており、非常に参考になる資料になっております。

注目すべきは第4節のクラウドサービスの動向について。昨年よりクラウドの導入は増えてはいるものの、導入率は大手に比べ中小企業は少ない。だが、伸び率は中小企業が大手を上回っている。つまり、クラウドの波が中小企業に来ていることだと思われます。

また、利用しているサービスは、「ファイル保管・データ共有」が一番。次いで「電子メール」、「サービス利用」と続く。つまり、クラウドを利用してのデータ共有、Gmail等の利用、外部のサーバーとしての利用が中心。業務に実際使うのは5位「スケジュール管理」、7位「給与、財務会計、人事」、8位「営業支援」とまだまだ少ない。当社としては、この業務への活用がキーポイントと考えており、これらについてのご提案をしていきたいと考えております。

その他、面白く、参考になるデータが多数ありますので、資料だけでもご覧になればとご紹介させていただきます。

総務省|平成25年「情報通信に関する現状報告」(平成25年版情報通信白書)の公表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000059.html

ギミックプロジェクト・コラム始めます

コラム

2013.07.16

初めまして、ギミックプロジェクトの代表の山口です。
今回この会社を立ち上げると共に、皆様への情報提供のため、このウェブサイトを立ち上げました。
まだまだクラウドに対して不安や不信を感じられている中小企業様は多く、そういった方々への問題解消になるようなさまざまな情報提供ができればと考えております。
また、地元の京都の情報もちょこちょこと挟み込んでいこうとも考えておりますのでご期待ください。

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