株式会社ギミックプロジェクト

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お知らせ・コラム

LINEとSalesforce.comが連携すると

コラム

2014.06.11

■マーケティング色が鮮明に

6月10日東京ミッドタウンで開催された、セールスフォース・ドットコム社主催のイベント「Salesforce1 World Tour Tokyo」が開催され、弊社代表山口も参加してきた。
先日大々的な社長交代が行なわれ、上層部がガラッと変わってからの初のイベント。色々と注目をすべき点があった。


やはり色濃く感じたのは、マーケティングよりにぐっとシフトしてきた事であろう。
セールスフォースの社名の通り、セールスの力、SFAと言う面が当初は色濃く感じられた。勿論それはそれで大事であり、それをベースに飛躍的に伸びてきたわけだ。
近年はそれだけではなく、マーケティング領域にも力を入れていき、いくつかのそういった専門企業を取り込んできた。そして、昨年のExactTarget社の買収により、その色が本当濃くなってきた。ただ、Dreamforce'13以降、話に上がるものの現実的に導入実例が殆ど無く、どうなるものかがいぶかしんでいた。

特に今まで、日本語化に手間取り、大々的に発表をしたものの本国では対応できていても、日本語では対応できないまま消えていったものも幾つかある。しかし、今回のExactTarget Marketing Cloud は違った。日本語化の正式発表だけではなく、日本企業の実例もひっさげて、基調講演内での事例報告もされた。
そう、バーニーズジャパンの実例である。非常に興味深く、これならば、導入イメージがわかるわけだ。詳細は下記リンク先をご確認ください。


ExactTarget Marketing Cloudが可能にするバーニーズ ジャパンのOne to Oneマーケティング


とは言え、まだまだマーケティングオートメーション(MA)がどんな企業でも導入出来るわけではない。

中小企業に導入していくには、ツールだけではなく、現場の、また組織の在り方、考え方から変えていかねばならないであろう。



■LINE + Salesforce.com = いいね!


更に今回は、日本語対応の発表だけでは無かった。LINEのビジネスコネクトとの提携も同時に発表された。
これは、セールスフォースの戦略の中でも重要な意味があると思われる。勿論、LINEにおいてでもである。
LINEのビジネスコネクト自体のサービスリリースは既にされている。顧客全員に同じメッセージを送るのではなく、顧客の様々なセグメントに合わせて、本当に必要な情報だけを送れる仕組み。ただ、このサービス単体だけでは使うことができず、企業側に色々と準備が必要となり、現実的には色々と問題があったわけだ。

そのセグメント分け等顧客の管理及び計画等をExactTarget Marketing Cloud側で造り上げるわけだ。そう、この二つが組み合わされることにより、新たな営業の仕組みがある程度出来上がるわけだ。これはある意味脅威である。


実際、先月の別のイベントで、LINEの田畑執行役員は、「LINEは新たなインフラ」だと言いきってられた。
また、「無視をすることが不可能な広告」「無視をすること友達を無視することにつながる」と。それらは言い得て妙である。メール配信には、色々と課題があったわけだ。それを新たなインフラとしてのLINEを使うことにより、よりダイレクトに顧客に伝えることが出来るというわけだ。

まだまだ全貌が見えていないこともあるが、引き続き注目していきたい、この2つの大きな提携である。



(セールスフォース・ドットコム社広報)セールスフォース・ドットコムとLINEがパートナーシップを締結 Salesforce ExactTarget Marketing CloudがLINEとの連携に対応

 

 

JAPAN IT WEEKに参加をして

コラム

2014.05.16

■JAPAN IT WEEKに今回も参加

毎年参加するようになって5年目ぐらいになるJAPAN IT WEEK。ITサービスを提供している企業が一手に集まり、商談をしたり、情報を収集出来る場。特に、あるジャンルだけでなく、CLOUD、CRM、開発、データストレージ、マーケティング、モバイル、通販と周辺も含めて一気に情報を得ることが出来る場である。


弊社としての参加趣旨は、今後の伸びる方向性を探りながら、自社として取り扱ったり、組める先を探すことが一つ。また、有益な情報をとりまとめ、関西でのクライアントに提供していくことである。ただ、東京ビッグサイトの広大な敷地に様々な企業が出展していることもあり、ある程度は絞ることが必要。


その中今回注目したのは、クラウド、マーケティング、GISの3点。今回だけでなく、ここ数年はこれらを中心に見ているというわけだ。また、流石にこれぐらいの期間参加してくると、流行りすたりが幾つか見えてくる。その中で感じたことをいくつか簡単にレポートしてみた。



■クラウド、マーケティング、GIS

1点目、クラウドに関しては、少し潮目が変わってきているのかと言う気がした。何でもかんでものクラウド化しましょうではなく、実際の業務をこういう風に置き換えていこうという具体的なソリューションが出ている気がした。やはり、ただの流行から一般的になりつつあり、実例が増えてきたことが要因かもしれない。実際ブースに聞いても質問内容がより具体的になっていると。


また、だからこそこういった展示会はもう不要と判断されたのか、マイクロソフト社の出展が無かった。よく、セールスフォース・ドットコム社と並んだブースで、客の奪い合いをしていたのが、今回は見られなかった。

間にデスクネッツ社があったが、kintoneを提供しているサイボウズ社のブースセミナーはいつも盛況。ディズニーのトゥーンタウンを模したブースも楽しさ満載であった。今後もこの2社の争いは、トップ2人のやり合いと共に、見ていきたいものだ。



2点目のマーケティングに関しては、流行りのマーケティングオートメーションのブースを期待したがあまり無かった。まだまだ、一般的にはそういう世界ではないのかもしれない。
ただ、エクスペリアンジャパン社のブースセミナーは結構目を見張るものであった。一度じっくり話を聞かせてもらいたいものだ。


ブースではないが、LINE社のセミナーは非常に参考になった。LINEはSNSではなく、ある意味新たなインフラ。スタンプは無視されない新たなマーケティングツールになったとのこと。なるほどと色々と感じることもあり、LINE@も新たになったこともあり、この辺りは色々と今後活用し、また提案していこうと考える。



3点目はGIS。それほど各社が力が入っているわけではないが、確実に発展はしていきている。ただ、マーケティング部門ではそこそこ使えるのだが、フィールドワークに活用するとなるとまだまだ疑問符がつく。
建築・不動産業界にクライアントを多数持つ身としては、地図とデータ、業務は切っても切れないところ。この辺りは、いくつかのベンダーと打合せをしながら、独自のソリューションを提供していきたいものだ。



■エンタープライズ向けが中心?

また、全体を通して気になるのが、エンタープライズ向けのソリューションが多かった気がする。勿論、ベンダー、メーカとしてもそっちを狙った方が、売上、利益が立ちやすいのは予想が経つ。しかし、本当に困っているのは中小企業。そこに安価にいいものを導入していくのが、今後の日本を立て直していく一つの形ではないだろうか。

自社だけでは扱え切れない場合に、弊社のような企業が密に支援をしていく。そういうことをすべきだと、改めて感じる2日間であった。クラウド、マーケティング、そこにGISを絡める。色々と出来そうだ。

  

JAPAN IT WEEK  

 

 


わかりやすさ、便利さを追求した京都市バスの大快革?

コラム

2014.04.11

■新しい環境にそろそろ慣れ始めた?


新年度になり10日ばかりがたち、新しい環境に新入社員、新入生はそろそろ慣れてなれてきたころではないかと思う。勿論、消費税が5%から8%へと増税された部分は、残念ながら慣れない。とは言いつつも、そこは諦めて受け入れなければならない。

ただ、なかなか受け入れられないものもある。地元京都市バスの改革だ。消費税増税前の3月22日にダイヤ改正を含め、大快革(大改革ではないらしい)が実施された。


■分かりやすさ向上とは


よく使われているバスに関しては増便が図られたり、今まで以上に遅くまで編成をされたりと、住民にとっては有りがたいことが多い。特に深夜バスの新設や、直行便や急行便も多数設定され、細かく対応をしていただいている。また、嵐山エリアも均一運賃区間として設定され、230円(均一金額)で行けるというのは、住民だけでなく観光客にとっても有りがたい話だと思う。


ただ、京都の市バスは路線が多数あり、それを理解するのは、非常に困難。地元民でも覚えられないが、観光客がバスマップ片手に悩んでいるのもよくよく街中で見かける。これを解消しようとした一つが、新たなラインカラーの導入だとか。

ご存知のように、京都市内の道路は碁盤の目状に張り巡らされている。その中、南北(縦)の通り6つに今回ラインカラーを設定。ただ、これが全くわからないと言うか、理解できない。

1981年に地下鉄(烏丸線)が開通して、市電が廃止された代わりに循環バスが導入された。その際、番号表示の下地にオレンジ色が採用されたのは、当初違和感があったが、すぐに慣れることができた。通常が青色で、乗車金額が定額。乗った区間で金額が変わるのが白色。それにオレンジ色が増えただけなので、誰もが慣れるのにそう時間はかからなかった。


しかし、今回は少し勝手が違う。6色のラインカラーが行き先表示の所に追加されたわけだ。あまり、目立たない形で。ただ、一気に増えたため、誰もどの色がどの通りかがわからない。正直、職員でも正確に答えられないのではないかと思う。

ちなみに図の通り、西大路通が黄色、千本通・大宮通が紫色、堀川通が緑色、河原町通が水色、東山通がオレンジ色(赤色ではないと思う)、白川通が白。唯一、白川通だけが通り名の中に色が入っているからわかるぐらい。水色は堀川通の方がイメージに合っているのじゃないかと思ってしまう。

どこかがわかりやすさの向上なんだろう。とっさにバス前面の行き先表示を見なければいけないのに、ごちゃごちゃとし、わかりにくくなっている気がするのだが、どうだろうか?


なにより、そのことによって全バスの案内表示板のシートが作り変えられたわけだ。コストをかけている割に、メリットより、デメリットの方が多い気がする。実際のところ、市民の反応、感想はどうなんだろうか。

コスト掛けるならば、早急にICカード対応を進めてほしいものだ。観光客が望んでいるのは、こちらの対応であり、どう考えてもメリットが高い。一応、今年度中には導入予定で開発を進めている様子なのだが、今までも予定が何度か先送りされてきたので、今年度の導入も怪しいものか大丈夫だろうか。


■先進的な対応

そもそも、京都の市バスは、時間通りに到着しないのが当たり前になっている。この理由は色々とあるであろう。勿論、定時運行をしようと言う様々な努力を交通局がされていることは理解しているつもりだ。

それの代わりと言っては何だが、バスロケーションシステムは、かなり早い時期に導入された。遅れをなくす以上に、少しでもバス停でのイライラを抑えようと言うところがあったのではなかろうか。またガラケー、スマホ、PCで確認し、接近情報を基にバス停に出向いている方も多いと思う。こういう先進的な対応を早くからしている割に、今回のわかりやすさの向上と言ったポイントには残念ながら疑問符が付く。


昨日、金閣寺、清水寺が1年間の来場者数が過去最高を記録したとの報道があった。観光都市京都を売っていくには、交通インフラにおいてまだまだやるべきことがあると思うんだが、どうだろうか。例えば混雑時のバス停周りの改善や、満員時のバス停通過等々。

住みやすく、外から来やすく、そして(バスで)回りやすい、街に変えていきたいものですね。


京都市交通局からの発表(2014年3月7日) 

 

 


クラウドサービスを使ってビジネスを活用するには

コラム

2014.04.01

■そもそも「クラウド」って色々あるけど、どうしたらいいの?

 4月を迎え、新たな気持ちでやっていこうと考えられている方も多いと思われる。その中新たに「クラウド」を仕事に使っていこうかと思われている方もおられるのではないだろうか。ただ一概にクラウドサービスを一括りにすると、色々とあってどれを使っていったらいいのと言う方もまた多いと思われる。

 私の肩書は「クラウドコンサルタント」である。その為仕事柄、クラウドとは何たるかであったり、クラウドを活用するとどうなるかを企業にご提案することが多い。ただ、この世界、どんどんと新たなサービスが出てくるし、またサービスそのものも目まぐるしく変化している。それが一般からは、少し受け入れにくい状態を作っているのかもしれない。だからこそ、解りやすい資料を作ったり、説明をしたりしているわけだが、目まぐるしく変わる状態にこちらも追いついていくのも大変である。



■様々なクラウドサービス

 それら今現在のサービスを、わかりやすく多く解説したムックが先日発売された。枻出版社発行の「クラウドサービスビジネス活用術」だ。



 そもそもこのムック本の編集はiPhone、iPad等の様々な情報を提供しているflick!編集部が執り行なっている。雑誌flick!は、3年ほど前の創刊時より、iPhone、iPad関連で村上編集長自らが興味あることを中心にまとめあげたものである。iPhoneそのものの機能・使い方、周辺機器、使っている方々等々を色々な切り口で誌面にされている。だからこそ個人的に興味深く、毎号毎号読ませていただいてきた。

 また誌面には知人のiPadの活用方法が掲載されたり、私自身も関わっている西陣織iPhoneケースも掲載していただいたりしたわけだ。それらは、この雑誌の編集長が、中学時代からの知人であることは多少は関係している。その腐れ縁である知人が同様に編集長として関わっているのが、今回の雑誌である。

 巷にあふれるクラウドサービスの紹介本より、変に細かく、変にマニアックな編集になっている。だからこそ、雑誌flick!同様、非常に面白く、また参考になる部分が多い。



 更に、この誌面に登場している人物に結構知人が多い。その方達とは直接お会いしてお話ししたりしているわけだが、それが誌面に載ると新たな発見もある。実はあの方はああいうことを考えられていたんだとか。

 勿論、中身的にも、非常にボリュームのある内容である。ストレージタイプ、ノートタイプ、その他のタイプと別れて、それぞれ10サービス程の詳細な説明がある。
例えば、ストレージタイプならば、Dropbox、Google Drive、One Drive等々。
ノートタイプならば、Evernote、ScanSnap、OneNote、Note Anytyme等々。
その他は、Eight、ChatWork、Cybozu LIVE等々。


 私的にも、これを営業ツールとして使おうとも考えている。非常にわかりやすこともあり、クラウドとは何ぞや、また何をどう使えばいいかを理解してもらいやすい。その上で、ギミックプロジェクトから色々とご提案をさせていただければと、理解も深いと思われる。
もしよろしけば、ご購入をお願いします。

 

http://amzn.to/1s1RvCE 

ソチパラリンピックを終えて

コラム

2014.03.17

■競技中継が一切なかったパラリンピック

オリンピックに続き、パラリンピックも無事閉会を迎えた。日本勢もメダル6個と大健闘。勿論、メダルに届かなかった選手たちにも大きくエールを送りたい。


ただ、残念ながら今回もNHKを含め競技中継は一切ない。開会式、閉会式の中継のみ。NHKだけが、ダイジェストで番組を作成しているだけ。民法に至ってはメダルが採れた選手だけを少し報道するという位置づけ。勿論、民放はまだまだ商売にならないとの判断であり、放送がにいと言うのはわからないでも無い。NHKはライブとは言わずと、深夜に録画でも放送しても良かったのではなかろうか。まだまだパラリンピックがそれぐらいの位置づけであるということなのだろう。

 
 

■パラリンピックとオリンピックの共同開催

これらを踏まえ、オリンピックと一緒にパラリンピックを競技を行なえばと言う意見もある。パラリンピックも一つの競技と位置づければ、放送もされるし、知名度も上がるであろうと。


ただ、これに対しては私自身は異論を唱える。ご存知のように、オリンピックは限られた期間の中、過密スケジュールで競技は行われる。ビジネスベースで人気のない、面白味のない競技や、競技国が少ない場合は、すぐさま外されてしまう。組み入れたとしても、ルールが簡単に変更されられてしまう。そう、夏の場合だと野球がその憂き目に合ったのを覚えている人も多いだろう。日本であれだけ競技人口や、観客が居たとしてもワールドワイドで見れば、少ないわけだ。勿論、野球が外れたのがそれだけの単純に理由では無かろうが、これらに照らし合わせると、パラリンピックの競技はどうだろうか。


とは言え、いずれは一緒にすべきとも思っている。何も障害者だから、健常者だから分ける必要は全くない。ただ、今は残念ながら時期尚早だと感じている。


しかし、それとマスコミの放送の少なさはあまりにも乖離している気がする。まずは、ここを埋めていくことが少なくとも東京五輪2020の課題の一つであろう。真央ちゃんに対する失言をした、森元首相もソチの現地に入り、パラリンピックを見学、応援した。こういうことが、大事だと思うし、こういうことから少しずつ変わっていくと思う。

 

 

■16年前の長野パラリンピックにて

16年前に長野パラリンピックに向けての練習をしている選手を、たまたまスキーに行った志賀高原で多数見かけた。あの衝撃、あの驚きは今でも覚えている。チェアスキーと視聴覚障害者の方々の練習を見かけた。チェアスキーの方とはリフトに乗る際に少し話をした。視聴覚障害者の方の周りでは、静かに、また邪魔にならないように滑った。その場で見た方達の滑りは本当凄かった。それは障害者だからとしての驚きではなく、単純にアスリートに対する驚きであった。単純に凄い、素晴らしいと。


共存共栄とは上からの目線ではあるが、これを期に一緒に過ごすとはどういうことかを考えてみたい。例えば、少し低い視線で街を見てみたり、歩いてみてはいかがだろうか。それだけでも色々と発見はあると思う。そう、我々がやるべきこと、考えるべきことは色々とあることに気づくと思う。


最後に、ソチに関わったパラリンピックの選手、オリンピックの選手、そして関係者の方々本当お疲れ様でした。これからもいい滑りをジャンプを回転を我々に魅せて、見せてください。思いっきり応援し続けます。


 


熱い17日間の戦いの応援を終えて

コラム

2014.02.24

■ソチオリンピック閉幕を受けて


17日間に渡る、熱い熱い戦いが、終わった。ご存知の通り、ロシアのソチにて開催された冬季オリンピックのことである。丁度いい時差と言うこともあり、連日連夜眠い目をこすりながら、TV観戦、応援の日々でした。アスリートの競技内容の一喜一憂に、ハラハラされながら応援されていた方も多かったことと思います。



当初は過去の五輪ほどTV報道が多くは感じられなかったこともあり、盛り上がりに欠けるのかと思っていました。実はそんなこともなく、大雪報道を抑えてでも、情報番組はソチ五輪の結果を報道して居た模様です。ただ、結果そのものは私自身はあまり興味はなく、やっているところ、競技しているところを見たいだけ。そういう意味では、リアルタイムで放送されるのが、少ないためそう感じたのかもしれません。


それに引き換え、朝方からの報道番組での異常な取り上げ方には本当ウンザリでした。勿論、競技者を褒め称えることをやるべきことだと思います。しかし、それが大雪で困られている方を抑えて報道すべきことではなかったはずです。マスコミにおける順位づけ、時間配分がおかしいというわけですね。放映権料を大量に払っていることはわかりますが、どうにかしようがあったはずです。


■競技内容の中継内容について、解説をわかりやすく

また、競技の中継内容についてを、もう少し考えてもらいたいものです。と言うのは、夏に較べれば、冬の競技は残念ながらマイナーです。スキーやスノーボード、スケートはすることはあっても、競技として捉えると参加者は少ないです。だからこそ、競技内容やルールの説明をきっちりと開始前にして欲しいものです。また、見るべきポイントを、競技の際にコメントして欲しいものです。



競技人口が少ないこともあり、元オリンピック選手であっても解説が上手くできていない。オリンピックの際にしか見ない視聴者が多いわけなのですから、もっと丁寧に説明して欲しいわけです。一応私はアルペンの競技者であるので、その辺りはある程度分かります。しかし、解説者のコメント話は、競技者だからわかる内容ばかり。もっとファンを、もっと競技者を増やそうという気は全くなく、興奮気味に日本人を応援するだけ。そうではないはずです。


■カーリングの名解説と言えば小林宏さん

前回のバンクーバーオリンピックでカーリングの人気が高かったのは、「チーム青森」の上手さだけでは無かった。その前のトリノオリンピックの際から、カーリングの丁寧な説明をされていた小林宏さんの解説があったからだと思われます。その当時の記事は下記リンク先からご確認ください。


『「カーリング娘」超人気支える 解説者小林宏の「絶叫連呼」』


基本的なルール説明、選手の解説から始まり、勿論試合中には的確な攻め方、なぜこう狙ったのか、その結果をどうなったかを解説する。これを聞くと初めて見た視聴者でも、ルールを見方をそして面白さを理解できる。残念ながら今回は小林さんの解説は無かった模様。非常に残念である。

また、カーリング以外の競技であると、そういったわかりやすい解説は少なかったと感じる。


■IT業界でわかりやすい解説をする役割が必要

こういったわかりやすい解説、説明はビジネスの場でも必要である。
特にIT業界に関しては、専門用語をふんだん使いITを提案している側と、それらをあまり理解できない企業側とがある。そう、上の話でも書いた状況と非常に似通っている。それらのずれを埋めないまま、話を進めることにより、「こんな感じとは思っていなかった」と言う導入前と導入後のギャップの発生の原因となっているのではないだろうか。


さらに、企業側もIT導入によってどうなりたいのかの「なりたい姿」が不明確な場合が多い。これらを小林さんと同様に、うまく導いていく役割が必要である。

そう、ITの中でもクラウドコンピューティングに関して上手く導いていくのが弊社ギミックプロジェクトの役目である。企業側の「なりたい姿」を一緒に考え、描きながら、導いていくというわけである。勿論、導入するだけでなく、その後の活用のご支援と共に。クラウドの力をご活用していただくために。


オリンピックの色々な話をすると共に、弊社はクラウドに関して様々なことをご一緒に考えていきます。是非下記リンク先から、お気軽にお声掛けください。

お問い合わせはこちら。


最後にはなりますが、今回出場された方、またご支援された方、多くの感動を与えていただき本当にありがとうございました。続いて、パラリンピックも全力で応援させていただきますので、宜しくお願いいたします。


「お客さまは神様です」ではないユーザー会とは

コラム

2014.02.06

最近、ユーザー会に立て続けに参加してきた。
勿論、パートナーとしてではなく、ユーザーの立場としての参加である。
で、その場で、色々と感じることがあったので、少し書き記していく。


最近のユーザー会において、「お客さまは神様です」とユーザーを奉ると言うよりは、もっと軽い位置づけになっている気がする。勿論、サービス提供側(プロバイダー)と、サービス受給側(ユーザー)とで立場が明確に違うわけではあるが。昔は堅苦しい場であったり、怒号が飛び交うような場であったりと、参加するユーザーとしてあまりウキウキする場ではない。まして、プロバイダーは、何を言われるんだろうかと身構えたりして、開催されるのも忍びないという場ではなかっただろうか。それを誰もが良しとはしないし、望むむべき形ではなかったであろうが、そういう場が多かった。


最近のユーザー会のフレンドリーな双方の関係は、プロバイダー側もユーザー側も望むべき所であろう。ただ、それが度を超え「なあなあ」になってはいけないと思う。なにがしかの費用をかけ、サービスを享受しようとしてわけなんだから、あくまでも一線は引いておくべきであろう。ユーザー会はユーザーの為だけでなく、プロバイダーのメリットも多く含んでいるわけなのだから。ただ、それさえ理解していれば、色々な情報交換、色々なやり取りを積極的に出来る場であろう。自分の立場を少しわきまえると言うことですね。


そういったことを色々と考えながら、オークニーGeoGraphユーザー会の会長に就任させていただいた次第である。あくまでもユーザーの代表として、GeoGraphユーザーの発展と、オークニー社の発展を望み、上手く双方がリンクし、相乗効果が生まれるように努めていければと考えている。そう、私自身が潤滑油となり、着火剤として、いい意味爆発していけばと。セールスフォースのユーザー会でもそういう立ち位置だったし、今回もそうしていければと思っている。あくまでも、ユーザー目線を忘れずに、推し進めていこうと思った次第である。


 

マーケティングオートメーションは中小企業にこそ必要ではないか

コラム

2014.01.27

先日、Salesfoece.com社の大阪のイベントに参加してきた。
昨年11月に米国サンフランシスコで開催された「Dreamforce2013」での発表内容の日本での報告であったり、ユーザー事例報告だったりと半日情報情報収集として参加してきた次第である。
勿論、私山口は米国でのイベントに参加したので、内容的にはかなりだぶる部分はあるわけだ。
ただ、2カ月と言う期間が経過し、実際未来のプロジェクトがどう進捗してのかを興味深く知るために参加したわけだ。


結論から言うと、参加して非常に良かったです。
と言うのは、やはり同じ内容とは言え、また同時通訳があるとは言え、画面は英語なので、理解しきれない部分も多数あった。
勿論、英語を私が勉強すればと言うのもあるわけだが、日々必要ないためその学習への時間はなかなかさけない。
また、イベントに参加した後、自分でもその辺りを勉強したこともあり、周辺知識も拡充され、理解度が高まっていることもある。
その上での日本語表示、音声も日本語、当たり前だが、よくよく理解できるわけだ。


その中でも、私が注目すべきは内容は以前のブログでも記述したきた 「ExactTarget Marketing Cloud」。
以前から、マーケティングクラウドは3つの機能が用意されていた。
リスニングツールとして「Radian6」、コンテンツ管理・効果測定ツールとして「Buddy Media」、ソーシャル広告管理ツールとして「Social.com」と。
ただ、日本語化対応が非常に遅れたこともあり、なかなか日本企業が使えない状態であった。
また価格設定も厳しいものがあり、中小企業では現実的に使えず、エンタープライズ対応に過ぎなかったのみ。
そんな中、昨年7月にExacTarget社を25億円で買収したわけだ。
マーケティングオートメーションという考え方を、マーケティングクラウドの中に取り入れ、それを中核にしたわけだ。
そう、先程の3つのツールがこのExactTargetの中に包括統合されたというわけだ。
ただ、11月のイベントの際は、とってつけたような状態であり、まだまだSalesforceと連携しているようには見えなかった。
それが今回はデモ画面も日本語化対応され、6月にはリリース予定だと発表もされた。
つまり、たった2カ月とはいえ、正式リースに向け、着々と開発が進んでいるわけだ。
それが、感じられるだけでも、私は参加した意味はあったわけだ。

 



ちなみに、マーケティングオートメーションとは顧客を育成していくプロセスを支援するソリューション。
メールやWeb、デジタル広告、さらにリアルなイベント等様々なチャネルからくる見込客に対し、適時に適切な対応をしていくためのツールです。
各チャネルにおける顧客の行動分析により、どのチャネル時間、予算配分したらいいのかを、結果予測をしながら決定していくツールです。
こういうツールだからこそ、マーケティング部門に予算や人員をさける大企業より、中小企業こそ必要だと私は考えます。
勿論使いこなすには、ある程度のスキルが必要にはなってくるものと考えられます。
だからこそ、弊社では活用支援を含めて、このツールを今後もリサーチしながら、顧客への新たなツール・仕掛けとしてご提案していきたいと考えております。

 
 
 
 

2014年という新年を迎えるにあたり

コラム

2014.01.01


明けましておめでとうございます。

今年は午年。午(馬)は古来より縁起の良い動物とされております。

更に、馬という漢字の左右を逆に書く、「ひだりうま」と文字があります。上の文字ですね。

 

「うま」の逆は「まう」となり、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、

「ひだりうま」は福を招く縁起のよい文字とされています。

また、馬は人がひくものですが、その馬が逆になっているため、普通とは逆に

馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから商売繁盛に繋がるとされています。

 

 

弊社ギミックプロジェクトは昨年7月16日に創業したばかりの企業でございます。

中小企業様へのクラウドコンピューティングの仕組みの新規導入のご支援や、活性化支援を行なったり、

ソーシャルメディアの活用のお手伝いをさせていただいております。

それらが、皆々様の発展につながる仕掛けを仕組みを提供させていただければと常に考え、

様々なお話しをさせていただいている次第です。

 

例えば、企業のソーシャルメディアの活用についてお話をさせていただきました。

http://gimmick-pj.jp/infomation/article/27

 

また、色々な情報を自らが集め、体感し、その中でいいものだけをご紹介していくのが

弊社の役目だと考えております。その一環として、昨年はセールスフォース・ドットコム社

の本国アメリカサンフランシスコでのイベント「Dreamforce2013」にも参加させていただきました

その際のレポートが次の2つです。

http://gimmick-pj.jp/infomation/article/23

http://gimmick-pj.jp/infomation/article/24

 

ギミックプロジェクトが「ひだりうま」のように、皆様のお役に立つことが出来ればと考えております。

本年もご愛顧いただきますよう、宜しくお願いいたします。

 

 

株式会社ギミックプロジェクト

代表取締役 山口 純平

 

 

企業はソーシャルメディアにどう取り組むべき?

コラム

2013.12.27

先日12月6日に、東京駅前のJPタワーにて、セールスフォース・ドットコム社、ポテンシャルユナイテッド社の共催セミナーが開催されました。

三部構成の中の第二部、「企業はソーシャルメディアにどう取り組むべきか」に登壇させていただきました。


20社ほどの企業様に、企業においてのソーシャルメディアの取り組み方を幾つか、お話しさせていただきました。

大きくわけて4つの内容を最近の事例、現象等を取り混ぜながらとなりました。

 

・ソーシャルメディアの現状

・ソーシャルメディアで注意すべき点

・ソーシャルメディアは運用が大変?

・HPとFBの連携が重要


参加者の方々が熱心に、ノートに言葉を書き留められていたのが、印象的でした。

また、バイトテロ、JALの事例報告の際が反応が大きかったように感じられました。

また、事後の相談会ではいくつか突っ込んだ質問も飛び交い、今後の皆様のソーシャルマーケティングを仕掛けていく際のヒントになれば幸いです。


 

まだまだ立ち上げて半年の会社ではありますが、色々な方から有りがたいお声を頂戴しております。

今後とも、様々な仕掛けをしていきすので、来年もお付き合いいただきますよう、宜しくお願いいたします。

 

 

 


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